Thursday, December 6, 2007

ワラビー

親子ワラビーが家のすぐ近くにいたので、こっそり写真をとってみました。すぐに気づかれて、子ワラビーはお母さんワラビーの袋の中に戻ってしまい、お母さんワラビーはすぐに逃げて行きました。
ワラビーは、ファームのあちこちでよく見かけます。
ただ、若木や果樹などの新芽を好んで食べるので、きちんと囲いをしておかないとせっかく育てている植物が食べられてしまうのがたまに傷です。。。

Wednesday, November 28, 2007

Worm Farm (ミミズ養殖)


今年の5月くらいに、ミミズを5kg購入し、ファームで使用する堆肥や液体肥料を自分たちで賄うためにミミズ養殖を始めました。始めた頃は、発砲スチロールの箱を何個か使用していましたが、想像してた以上に早いスピードで増えるミミズに対応するため、大きな木で作った箱(ミミズのベッド)を使い始めました。現在では、1.5メートル×3メートル四方のベッドが4個ほどの大きさにまで広がりました。ミミズには、牧草地で集めた牛の糞を餌として与えています。写真は、乾燥した牛の糞を砕いたものをミミズのベッドへ入れているところです。牛の糞はミミズによって消化され、Worm Castings(堆肥として使用できるミミズの糞)となります。また、乾燥しないようにミミズのベッドには、毎日水を与えますが、余分な水を雨どいを使ってタンクに集めます。集まった液体は、液体肥料として、野菜や植物に与えています。

Tuesday, November 20, 2007

野菜畑


野菜畑大改装中です。土壌改良のため、石灰や灰、卵のからやら、堆肥など、いろいろ混ぜて耕し始めたら、それだけでは終わらず、大改装となってしまいました。石と木などを使って壁を作っているのですが、スプリンクラーの位置も変えたりとなかなかすぐには終わらない大仕事となりました。


ズッキーニ zucchini


レタス Lettuces

Wednesday, November 14, 2007

鳥の巣

鳥がオフィスの窓のすぐ外に巣を作りました。
そういえば1ヶ月前くらいから、鳥が同じ場所をよく行ったり来たりしてた気がします。
1週間くらい前に雛がかえって、最近では親鳥が餌をもって帰ってくると、伸び上がって我先にと餌をねだっている姿を見ることができます。一度、窓を開けたときにあやまって巣のある枝に触れて枝を揺らしてしまったら、親鳥が帰ってきたと思った雛たちが一斉に巣から顔を出してピィピィないていました。かわいい姿が見れたのはうれしいけど、がっかりさせてしまって申し訳ないことをしてしまった。。。
コンピュータのスクリーンのちょっと上くらいの位置に巣があるので、親鳥が雛に餌をあげる姿を観察でき、とても心が和みます。

Saturday, November 10, 2007

薪ストーブ


恵みの雨がもう5日間ほど降り続いています。ダムやタンクに水が貯まるし、野菜はよく育つし、いいことだらけですが、こうも毎日降り続くといい加減いやになってきます。
雨が降ると、太陽熱を利用したソーラー温水器だけではお湯がなくなってしまうので、薪ストーブ(写真)を使ってお湯をわかします。この薪ストーブはとても優れもので、上で調理ができるだけでなく、オーブンもついてきます。じゃあ、料理をしなきゃもったいない、というわけで、雨が降ると、必然的に料理をすることになります。
今回は、うちの畑でシルバービートというほうれん草に似た味の野菜がいっぱいとれたのと、うちの鶏が生んだ卵を使ってキッシュを作ってみました。

<キッシュの作り方>
ベース---バター、卵1個、小麦粉を混ぜて捏ねます。深めの皿の内側の壁と底にまんべんなく薄くベースをのばして、少しオーブンで焼いておきます。
卵ソース---卵5個くらいと牛乳(サワークリーム、又はヨーグルトを使うともっとおいしいかも)を混ぜたものに、醤油、パプリカ、その他ハーブなどを加えたものに、炒めた野菜(今回はシルバービートと玉葱、好みの野菜なんでも)を加えます。
少し焼いて表面がかりっとしたベースの上に卵ソースを流し込み、その上に、お好みでチーズをのせます。後は、じっくり1時間程度焼いたら出来上がりです。

Wednesday, November 7, 2007

ファームにある牧草地には、20頭の牛がいます。
牛の所有者は別にいて、その所有者が私たちから牧草地借りるという賃貸契約を結んでいます。
この牛たちは、Cow(雌牛)ではなく、角を切られたSteer(去勢された雄牛)で、いづれはオージービーフとなります。
牛たちが草を食べてくれるおかげで、草を刈らなくていいだけでなく、牛の糞を集めて植物の肥料にしたり、ミミズの餌にしたりします。
牛たちは、たまに特別に餌をもらう意外は、ほぼ草だけを食べて育っています。
秋がやってくる頃には、新しい牛と入れ替えに彼らは売られてしまう予定です。

Sunday, November 4, 2007

Mali マーリ


マーリというのは、このファームに家族の一員として住んでいる犬の名前です。
マーリは、このファーム一番の社交家、番犬としての役目は全く果たしません。
お客さんが来ると一番にお出迎え、興奮してぶんぶん振りまくるシッポが彼女の一番の凶器です。
大の人好きのマーリが怖いのは、雷! 雷鳴が轟き、稲妻が光ると、決まって家の中に入ってこようとします。外で飼っている犬なので、通常家の中に入れることはありませんが、この時だけは特別にドアのすぐ内側へ避難させてあげます。
もうひとつ、マーリが嫌いなのは、体を洗われることと、エッセンシャルオイルのにおいをつけられること。人間にとっての「きれい、いい匂い」は、マーリにとって臭くて、マーリにとってのいい匂いは、私たちには臭すぎる。。。
もっときれい好きな犬なら、家の中で飼ってもいいのに、と思わないこともないかも。。。

Sunday, September 30, 2007

夕暮れ

ファームから見たマウントバレル


ファームから見たボーダーレンジナショナルパーク



Saturday, September 22, 2007





Wednesday, September 5, 2007

このファームでは、ダムと貯水タンクの両方を使用して水を供給しています。
ダムはスプリングと雨水の両方から水を得ています。ダムの水はファーム内の一番高い場所に設置されている貯水タンクにポンプを使って引き上げられます。そこから家や庭などまでパイプが引かれていて、水道の蛇口から普通に水を使うことができます。タンクから蛇口までは、重力を利用しているため、ポンプは必要ありません。ダムの水は、飲用以外の目的で使用されます。
ダムの水を保管するための貯水タンクの他に、飲用水として使用される雨水用の貯水タンクが家の横に設置されています。屋根から雨どいを伝って雨水は隣接している貯水タンクに貯められます。このタンクは雨水のみから水を得ているため、雨が降らないと困ったことになります。
日本では、湯水のように使う、ということわざにもあるように、水は無駄に使えるもの、という考え方がありますが、オーストラリアでは、水ほど貴重なものはありません。


<- ダムの水を貯めている貯水タンク。
Posted by Picasa

オーガニックファーム


ブリスベンから2時間半、ゴールドコーストから1時間半ほどの場所に私の住むオーガニックファームがあります。緑に囲まれたとても美しいところです。
ところが、冬の間(7-8月で日本とは逆です)雨がほとんど降らず、ひどく乾燥し、枯葉色で覆われていましたが、最近になってようやく雨が降り始め、ようやくほっと一息というところです。
オーストラリアは、水不足で有名で、大都市の多くで厳しい節水制限などが行われています。
私が住む地域では、各個人が貯水タンク、もしくはダムを所有し、自分で使用する水は、自分たちでまかなっています。それだけ、雨は貴重で、まさに恵みの雨という表現がぴったりです。

オーガニックファームには、牛や鶏などの動物たちがいて、パーマカルチャー(自然農法)を実践しています。自然から得たものを、最大限に活用し、自然に返す、循環型の農法です。

今後、オーガニックファームでの生活のいろいろを紹介していきたいと思います。
(添付の写真には動物が写っています。探してみてください。)